登別温泉

登別温泉 周囲を自然林に囲まれた、支笏洞爺国立公園の中心にあるのが登別温泉です。1日1万トンという全国でも指折りの湧出量に、11種類もある泉質と、日本が誇る温泉郷の1つと言えます。

その温泉の良質さは海外にも知られていて韓国や香港、台湾などから訪れる人も多いです。どこの湯宿でも自然のままにお湯を流しっ放しにしているので、純粋な温泉を楽しむことができるのも魅力ポイント。登別温泉の特徴である白濁湯をたっぷりご堪能ください。温泉を満喫したら遊歩道を進み周囲を散策するのもオススメ。地獄谷の巨大な火口跡や、火山ガスや熱湯が噴き出る様など自然のワイルドな面を見ることができます。

創始者は愛妻家

登別の始まりはクスリサンベツ川沿いに薬湯が湧くという噂を聞いた滝本金蔵が、妻の病気療養のために小屋を建てたことからだと言われています。その湯の効能が素晴らしいということで宿を建て、今では多くの人が訪れるようになりました。現在の登別があるのは滝本金蔵の愛妻心から、といったところでしょうか。

新登別温泉

「有名温泉地のすぐ近くには必ず穴場の温泉がある」と言われるもの。この新登別温泉もその例で、登別の温泉街から車でわずか5分、登別温泉と登別カルルス温泉のほぼ中央に位置している閑静な温泉地です。乳白色の温泉は約5km離れた大湯沼から引いていて、疲労回復や傷、ニキビなどの皮膚病に美肌効果など効能豊富な酸性硫化水素泉となっています。登別温泉の賑やかな雰囲気より、落ち着いた場所の方が好みの方はこちらの新登別温泉はいかがですか。

入浴時はお気をつけて

大湯沼の源泉温度は非常に高いため、5kmを移動してきてもまだ52℃ほどの高温。また入浴の際は、シルバーアクセサリーなど金属ものは外しましょう。付けたままだといぶし銀になってしまいます…ここに気を付けて、新登別温泉の湯を楽しみましょう。

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